今日はクリスマス・イブだから
ぷりんの大好きな廣介童話をみなさんにプレゼント♪
私が今まで出会った中で、一番あたたかい冬のおはなしです。
それでは、みなさん、よいお年を!

「こりすのはつなめ」

ある山でのおはなし。
こりすが、ぶどうを食べていました。
そこに こぐまがやって来て
「りすさん、ぼくにも たべさせて。」
と言いました。
でも、こぐまは一つぶ食べると、
あとのぶどうは両手の平でつぶしてしまいます。
それを見ていた こりすが聞きました。
「なんだい。くまさん、どうして つぶしてしまうのかい。」
すると、こぐまが答えて次のような話をしました。
〜雪が積もる冬の間、くまは穴の中で眠り続けて、
 春が来て目が覚める頃、くまのお腹の中は空っぽ。
 だけど、雪が残る山の中では、
 そうやすやすと食べ物は、見つからない。
 そういうときには、手の平をちょいちょいなめて、
 お腹ふさぎをするんだよ。
 そういうときの用心に、秋のうちから、
 物をつぶして両手の平にぬっておくのさ。〜
すると、こりすが言いました。
「そんなら くまさん、ぼくにも いちど なめさせて。
 そのてのひらを、そのキャラメルを。」
こぐまは笑って言いました。
「キャラメルかい。
 うん、なめさせる。おいでよ、いつでも。」
そうして、山は冬を迎えました。
やがて・・・。

 

こりすのはつなめこりすのはつなめ
いもと ようこ、浜田 広介 他 (2005/03)
金の星社
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2006.12.24 Sun l 絵本・児童書・読み語り l COM(0) TB(0) l top ▲

昔々まずしい 靴屋がいました。
ある日とうとう、靴の革が最後の一足分になりました。
「この靴は、明日ぬうことにしよう。」と、
靴屋はその晩寝てしまいました。
ところが次の日の朝、その最後の靴の革は、
今までに見たことのない立派な一足の靴に仕上がっていました。
その靴は二足分の靴の革の値段で売れました。
それで買った二足分の靴の革は、次の朝になると、
またまた立派な二足の靴になっていました。
そして、その靴は四足分の靴の革の値段で売れました。
そうやって、靴屋はみるみるうちに大繁盛していきました。
ある日のこと 、
誰が自分たちのために靴を作ってくれているのだろうかと、
不思議に思った靴屋の夫婦は、
こっそり夜中の仕事場を見張ることにしました。
そこに現れたのは・・・。

師走です。
一年で、一番気ぜわしい今日この頃、
みなさん、いかがお過ごしですか?

ぷりんは、この時期になると、いつも
この<こびとのくつや>を思い出します。

それというのもね、そのむかし
仕事が忙しくなると、父ちゃん(夫)が
「あーあ。眠っている間に小人さんが、
 仕事をしておいてくれないかなぁ。」
と、よく言っていたからなのですよ。
ロマンチックなボヤキでしょ。。。(笑)

おはなしの思い出は、ほとんど
私自身の子どもの頃のものか、
息子くんとの読み語りのものが多いのですが、
これは唯一、父ちゃんとの思い出の一冊です。

でも、そういえば最近、
このボヤキをめっきり耳にしなくなりました。
あの頃より、よっぽど貧乏暇なしなのに。

忙しすぎて、ボヤく暇もないのかしら。。。
がんばれ!父ちゃん♪

 

こびとのくつや

こびとのくつや
立原 えりか (1981/09)
ひさかたチャイルド
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2006.12.10 Sun l 絵本・児童書・読み語り l COM(2) TB(0) l top ▲